story

都会の廃ビルに引き寄せられるように集まってきた人々
フリーライター、廃墟マニア、裏社会の住人たちに若き二代目社長

そして密かにビルに棲みつく男

陽気な顔の裏側にある真実を引きずり出すのはダクトから流れてくる遠い昔の風の音か 過ぎ去りし日の魂か

「ある日突然要らないと言われ、役目を終えて、それでも立ち続けなきゃいけないっていうのは残酷なものだよなあ」


渦巻く心の闇と、明日へかける希望
ちょっとばかり歳のいった大人たちの 青春真っ只中な群像劇